こんにちは🌞🌞🌞
三線教室 かふーの小野です✨😆✨
今日は はじめて三線を手にする方の練習曲についてお話をしたいと思います。
当教室のレッスンは主に初心者の方向けの内容ということで、お越しになられる方は未経験の方が多いかと思います。
そういう方のはじめ一歩の練習曲としてどういう曲がいいんだろう??
ホームページを作りながら考えておりました。
やはりどの方にも人気の「島人の宝」?
うーん、でも手がかなり難しいよね。。。
三線教室の初心者の教材のスタンダード「安波節」?
三線の手はわりとシンプルでいい感じだけど、歌詞が方言でかなりハードル高いなぁ💦
だったら「安里屋ゆんた」?
テンポのいい曲なのではしりがちだしな。。。
迷いに迷いました。
自身のお稽古での経験上、
手を使い方、ポジションを覚える段階では
それだけに集中できるできるだけシンプルでやさしい曲がベストだと私は思います。
たとえば沖縄の曲ではなくても、誰もが知っているメロディーで、三線の手も難しくないく、メロディーを三線で弾くようなもの。
童謡などがベストなのでは?と考えました。
たとえば「きらきら星」「かえるの合唱」「大きな栗の木の下で」
この3曲をやれば良く使うポジションのほとんどが出てきます。
はじめからうまく弾けなくていいんです。
とにかくあせらず、はじめに
「基本を理解する事」
「頭の片隅に置くこと」
これはとても重要だと思います。
なぜこんなに選曲に悩むかといいますと。。。
わたしが三線を始めたころ通っていた教室では、基本的なことについて細かい指導はありませんでした。
自分の奏法が間違っている事にも気づかず、
「三線の構え方」「押さえ方」「バチの持ち方」など基本的な事がしっかり理解出来ていない状態で、とにかく多くの曲をこなす事や暗譜する事に必死になりすぎた結果、
気づいたときには あとの祭り。。。
悪いクセが染みついて取れなくなっていたのです。
そのことに気づいたのは、現在の師匠に弟子入りして数年たったころです。
三線の試験の課題曲に取り組むことになりました。
「あれ?なんな明らかに音がおかしい?プツプツ切れてる?」
奏法がかなり悪く、基本的な事が全く理解出来ていなかったんですね。
しかも悪いクセが体に染みついてしまっている。
それから長期間にわたってだいぶご指摘をうけましたが、
師匠もギブアップしかけるほど、悪いクセは体に染み付いてなかなかとれません。。。
最終的には師匠のお師匠さまがいらっしゃる沖縄の教室へうかがい、ご指導いただきました💦
直すのに気の遠くなるほどの時間と体力を費やました。
「あの時もっと基本をしっかり理解していれば。。。(T_T)」
今でもときどき鏡で構え方や押さえ方をチェックしたりしています。
とにかくはじめての方は
できるだけ「やさしい曲」を選び、
しっかり「構え方」「押さえ方」を理解することに重点をおいて
練習される事をおすすめします(*^^*)
お読みいただき
ありがとうございました☆彡